冬・春の残っていたお仕事、
今年分の「薪割り」を、
少し前に、
ようやく終わらせることができました^^;。
気温が上がらないうちにやっておきたかった作業ですが、
暑さの合間をぬって、なんとか片付けました。
実は、春先に薪割り中に斧にヒビが入ってしまって、斧を復旧するまでに、少々時間がかかってしまい、しばらく薪割りができませんでした^^;。
ようやく空きのあった、薪棚に、薪を詰めることが出来て来年、再来年の分が確保出来て、気持ちも穏やかに。
ところで、薪は全て、斧で割っているの?薪割りはマシーンは使わないの??
そうだね、薪割り機があると楽だとは思うけど、費用もそれなりにかかるので、今のところ斧で自分の体を使って、頑張っています!今日は我が家の薪割りや斧のメンテナンスなどなど紹介します。
薪割りは斧とくさびで!
斧は、洋斧のハンマータイプ!
斧は、薪ストーブユーザーなら、マシーンを持っていたとしても誰でも持っている、必須のアイテムなのかと思います!
私は斧は2本所有していて、
どちらも、薪割り槌(つい)という斧で
ハンマータイプになります。
ハンマータイプとは何かというと、
斧頭がハンマーを兼用している、斧のことで、
刃の部分をひっくり返すと、ハンマーになって
楔(くさび)を打ち込むことも出来ます。
1本で二役をこなしてくれる、お得な斧です!
グレンスフォシュ・ブルーク 薪割り鎚 450
私が一本目に購入したのは、少々お値段ははりますが、グレンスフォシュ・ブルークの薪割り鎚 450(中大径木用)です。
柄長が790mmで、斧頭が2400gと
グレンスフォシュ・ブルークの斧の中では最重量で
太い薪を割るのに特に、適しています。
実際に、振って見ると、
確かに、ずっしりとした重さはかえってくるものの、
握りやすさを追求した細めの柄と、
柄と斧頭のバランスがとても良くて、
するどく、気持ちよく振ることができます。
斧頭は大径木にも負けず、グッと木に食い込んで
いってくれます。
ハンマーとしても秀逸です!
私は、日頃それほど運動はしていませんが
2、3時間ぐらいなら、振ってられますよ!
グレンスフォシュ・ブルークの斧は、熟練した職人さんが、1本1本時間をかけて、手作りで仕上げていて、斧頭には、満足いくものだけに刻まれる職人さんご自身のイニシャルとスウェーデン王室認定の刻印が記されています!
機能性だけではなく、所有欲も満たしてくれる、美しい一本です。
ヘルコ スプリッティングハンマー DT-2
2本目に購入をしたのは、ヘルコ スプリッティングハンマー DT-2です。
この斧もハンマータイプです。
特徴は、なんといっても、
柄長900mm、斧頭3000gから
繰り出される、その破壊力だと思います!
私も、グレンスフォシュ・ブルーク450
から更なる破壊力を求めて、買い足しました。
実際に使用してみると、
振りやすさは、グレンスフォシュ・ブルークですが、破壊力はやはり、3000gのヘルコです。
私の場合は、メインは
グレンスフォシュ・ブルークを使って
ここぞという時に、ヘルコを使っています。
ま~、
破壊力の差はなんとも表現しにくいのですが、グレンスフォシュ・ブルーク450だと5発で割れる薪がヘルコDT- 2だと3発、4発で割れるぐらいの差かなと思います。
この子で、直径40cmほどの木が、パコ~ンと一発で割れると気持ち良いですよ!
太い薪には2つの楔(くさび)で!
薪割りには、薪割り槌に加えて、斧のお供に、2本の楔を必ず使っています!
1つはねじれタイプの楔
もう1つはストレートタイプの楔です。
実際に使ってみると・・・
木に入っていきやすいのは、ストレートで、
割る力は、ねじれタイプです。
メインに使っているのは、ねじれタイプの方です。
ストレートの楔は、楔が1本で割れなかった際のサポートで別の割れ目を攻めたり、楔が薪に食い込んで外れなくなった時に隙間を空けて外すために
使っています。
直径40cmぐらいの大径木、また割りずらい節のある木には、斧だけで割るのは早々に諦めて、ほぼ楔を使います。
ある程度大きな薪を相手にするときには
楔、2つは個人的には必須かなと思います。
お値段は少々高くはなりますが、私は、ねじれタイプをお勧めします。ストレートでは割れないが、ねじれの楔では割れる場面は多々あります。
薪割り鎚(ハンマータイプ)のデメリット?
メリットでもある、その重さと1本2役が逆にデメリットにもなるのかなと思います。
私は好きですが、女性や力が弱い方には
この重さは少し厳しいかもしれませんね。
またハンマーとして使っていると、
鉄の楔をこれでもかというぐらいの力で打ち付けますので、普通の斧に比べて、柄にかかる負担が大きのかなと思います。
6シーズン使って、
実は2本とも、同じタイミングで、今回ひびが入って
しまいました。
単に私の振り方がへたくそなだけなのかなとも
思いますが(^^;。
対策として、柄の部分を補強して、使っている人も多いようです!
斧のメンテナンス(柄の交換方法)はどうする??
今回、折れた柄の交換を、初めてやってみました。DT-2の柄の方が安価だったので、失敗したときのことを考えて、こちらからやってみました。
交換用の柄は約6000円で購入できました。
(1)交換用の柄に(2)丸い返しの付いたくさび(3)木の矢が付属しています。
柄の交換のポイントは?
(1)斧頭を柄から外す
(2)斧頭を柄につける
当たり前ですが、この2点です!
斧頭が外れないようにかなりガッチリついているので、外すのは大変ですし、また外れないようにするため、装着するのもかなり大変でした!
かなりきつめに入っていますので、私はインパクトドライバーを使って、穴をあけまくりました。
上から下から、斜めに、あいた隙間に、打ち込んでいきました。ちょっとやっそとのことではまったく動く様子がありません。
1時間ぐらい格闘していました!!
丸い鉄のくさびが、全体が見えてきて、ようやく柄の方もぐらつきはじめて・・・
ようやく外せました!
インパクトドライバーがないと、おそらく外せなかったと思います。
他の方のブログを見ると、水でふやかしたり、バナーで火を入れたり
皆さん苦労しています。
さて、今度は入れる方ですが、
こちらも大変で、あまり傷もつけたくはなかったので、初めは、ゴム製の小槌で、木の矢を打ち込んでいましたが、全く入っていきません。
最終的には大きいサイズの鉄の小槌で、土の地面に柄を立てて、とにかく力づくでガシガシ叩きまくって、木の矢、鉄の丸いくさびの順で、打ち込みました。
なんとか交換ができました!
新品の頃に戻ってくれました。
インパクトドライバーと、ビックサイズの鉄の小槌のおかげで
なんとか交換ができました。うちの場合は、この道具がなければできなかったと思います。
交換が無理そうという方は、販売店で交換サービス行っているところもあるようなので、見越して専門店で購入をされてはいかがでしょうか?ちにみにファイヤーサイドさんでは3000円と別途材料代で交換を行ってくれているようですよ。
薪ストーブライフには欠くことのできない大事な相棒ですが、これからもハードにそして大切に使っていきたいなと思います。
★お読みくださってありがとうございますm(__)m
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