薪ストーブのある暮らし、
何が大変なのかというと、薪づくりが、やはり一番大変なのかなと思います。
薪ストーブ導入をしたものの、薪の確保や作るのが大変になって
使用しなくなってしまう人も多いようです。
薪を作るのは、本当、大変そうだよね〜
大変だけど、薪作りは、個人的には一番おもしろい点でもあり、やりがいにもなっているよ。今日は、我が家の薪の調達先、薪を運搬している車など、薪の調達に関して紹介をしたいと思います。
薪の調達方法
使いはじめのころの薪の調達方法は?
薪ストーブを使い始めた、最初のシーズンは
サービスしてもらった、薪2トンで乗り切りましたが、
翌年分の確保が大変でした。
初めの頃は・・・
(1)知り合いの造園屋さんから
(2)近所の公園をあたる
(3)いらなくなった庭木をもらう
こんなところをあたりました。
初期の薪集めの一番のメインは、私の場合は、
(1)の知り合いの造園屋さんからいただいたものでした。
上の写真は、伐採した街路樹の桜です。
(2)の近所の公園は、間伐材が積んであったので
公園の方に直接声をかけてみましたが、公共の物ということで
その時には、もらうことはできませんでした。
担当者さんやタイミングによっては、もらえる可能性も
あるのかなとは思いました。
(3)では、我が家が薪ストーブを使っていることを知って
ご近所さんや親戚が、間引いた庭木を持ってきてくれましたが、
小さな庭木が多かったので、大した量にはなりませんでした。
その他では、ウッドチップを作る工場に直接お願いを行ったりしていました。
桜は煙も良い匂いもよく、火の持ちも良く、よかったのですが、いただいた物の中には、薪にはあまり適していない材や、傷んでいる木や割りづらい部位の木材があったりもして、選んでもらっていくのも気が引けて、結構処理に苦労しました。
現在の調達方法は??
現在メインの調達先は、
狭山丘陵の一角にある公園で調達させてもらっています。
この公園では、
雑木林の皆伐更新を行っている区画の
森の更新のためにササ刈りなどの管理作業をボランティアで
行っています。皆伐更新の際に切り出した丸太は、
参加者に配分されます。
たまたま、埼玉県のホームページで募集を見つけることができて、応募をして、メンバーに登録することができました。現在はそのボランティアの募集はなく、固定のメンバーで毎年作業を行っています。
皆伐作業を行って、そこから出てくるクヌギ、コナラの実生が笹に負けないように、ササ刈りを定期的に行っています。
とてもありがたいのが、
山から切り出して、運んで、使いやすいサイズにまで切り分けるところまで、
公園でやってくれています。
ここまでやってもらえるので、夫婦共々東京通勤している我が家でもやれているのかなと思います。
うちでは使用量がそこまで多くはないので、公園でもらえる分で1年間まかなえています。薪は、クヌギ、コナラを中心に燃焼効率の良い質の良い材がもらえて、本当助かっています。
大きな薪は、ここで斧で割らせてもらって、車に積み込んで、
何往復かをして、自宅まで運んでいます。
数ヶ月雨ざらしにして、薪だなに入れます。
我が家の保管している全ての薪で、ちょうど2年分ぐらいの薪の量になります。
里山型の公園や河川で切り出した外来樹種の伐採の際に出た木材の配布など・・・、薪を配布する行政の取り組みは探してみると、そこそこありますよ!
薪棚
薪だなは、ストーブ購入時にサービスでつけてもらった
既製品の棚に、後から2×4のレッドシダー材で自作した
薪棚を追加をして使っています。制作して、約5年経過しましたが
今のところは、崩れることなく、なんとか持ってはくれています。
薪を運搬する車
本当は薪運搬用に、軽トラックが欲しかったのですが、
もちろん家族も乗せる必要もあり、2台持ちはコスト的に厳しかったので・・・
なので、1台で薪が比較的たくさん運べて、かつ家族で乗れる、車を探しました。
薪カー初代は軽箱
島暮らしをしていた時から、荷物がたくさん運べて、狭い所も
走行しやすく、税金も安く、「軽箱が最高」という思いもあり、
選択した、我が家の初代薪カーは、「スズキ エブリワゴン」でした。
内部に余計な凹凸が少なく、車高もあり、2列目のシートを潰すと、
軽ですが、たくさん運べました。
この車は、走行距離約7万kmの中古車で、30万円強で購入をしましたが、6年弱使って、特段故障もせず、エンジンも調子が良く、コストパフォーマンスは本当よかったと思います。
薪カー2代目は・・・
薪カー2代目の車を2月にお迎えしました。
エブリワゴンには特段の不満もなく、乗り続けたいなと思っては
いたのですが、うちのお兄さんが、野球チームに所属して、選手の送迎が
発生して、少し大きな車が必要になってきて、車検のタイミングだったので
今回入れ替えました。
(1)なるべく多くの人数を運べる車
(2)とはいえ、うちの奥さん的にはあまり大きな車は
運転したくはない
(3)薪の運びやすさ
(4)コストはなるべく安く!
この4条件で絞っていたところ、
最終的には、シエンタとホンダのフリードに候補を絞りました。
フリードは3列シートが、跳ね上げ式で、荷台スペースがどうしても
狭くなってしまうので、最終的に、シエンタを選択しました!
今回、我が家にお迎えしたシエンタは、
走行距離約7万km弱の中古車で、価格は30万円弱でした。
車幅は、エブリワゴンに比べて、20cmほど広いのですが、
ただ、車高は低く、タイヤの部分が荷台に凹凸を作っていて
奥行きも若干短くなってしまい、薪の積載量としては、
エブリワゴンの方に軍配が上がりました!
とはいえ薪も快適に運べて、乗りご心地は、軽自動車よりももちろん良いですし、車の性能的にも問題はなく、今のところ満足しています!
まとめ
薪の調達は、購入をしないとなると、やはり大変です。ただ、植生管理のボランティアを続けていくことで、将来、自分で育てていった次世代の森から木を切り出して、また燃料にできるかもしれません。それはとても楽しみで、薪を調達するだけではなく、里山の保全やカーボンニュートラルも実現できて、やりがいもあります!
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